夫婦の妊活|ミトコンドリア

精子の運動率をあげる習慣

精子の運動率が低いと受精しにくくなる理由

精子の運動率が低いと男性不妊の原因になり妊娠しにくい

「男性不妊」の原因の1つに、精子の運動率が低い「精子無力症」があります。

妊娠プロセスにおいて、射精された精子は、子宮腔を通過し、卵管に侵入し、さらに卵管膨大部で卵子に出会い、卵子に到着してから、酵素を出しながら尾部を動かし卵子の外側を覆う顆粒膜細胞を通り抜け卵子の透明帯を破って卵子と受精します。

精子にそのプロセスをこなす元気がない、高速で前進する力の弱い精子の割合が多い、精子の運動率が低いと妊娠しにくくなってしまいます。

精子無力症の原因は先天的なものや、前立腺炎やおたふく風邪が原因のこともあります。長期間の禁欲生活も運動率の低下を招くと言われています。

乏精子症や無精子症と診断されても、少ない精子や精巣の中から精子を取り出し、体外受精や顕微授精など高度な生殖医療で妊娠も可能な時代です。

ただ、費用や精神的、肉体的負担を減らすためには、出来るだけ普段から出来る方法で、精子の運動率が低くならないようにしたいものです。

生活習慣の改善で精子の運動率をアップできるのか?

女性の場合、卵子の老化について知られてきましたが、生殖機能の低下は男性にも言えることで、45歳前後から「造精機能」が低下すると言われています。

男性は、30歳あたりから男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が徐々に低下していきますが、男性の場合は女性と違い、テストステロンの分泌量の減少が緩やかで、多くの場合45歳から50歳あたりを境にして男性の生殖能力は低下していきます。

ただ、60歳を過ぎても生殖機能が元気な男性もいたりして、精子の運動率が衰える原因としては、最近では生活習慣も関係あるといわれています。

煙草をやめる
喫煙は男性不妊の原因。妊活するなら禁煙しよう!

食生活を改善したり、漢方薬を飲んだり、亜鉛などのサプリを摂取することも精子に良い影響を与えるといわれますが、もし煙草を吸っているのであれば、禁煙が肝心です。

煙草は、精子にとって百害あって一利なしです。煙草の煙には活性酸素である過酸化水素がたくさん含まれています。

精子は酸化に弱い性質ですので、煙草を吸う事で、精子の運動率低下をまねく、奇形の精子を生むなどといわれています。

喫煙者の精子で妊娠すると、流産や先天性疾患をおこすリスクが上がるという研究報告もあります。

さらには、ED患者の80%以上が喫煙者だという驚きの研究結果もあるほど、百害あって一利なしですので、健康のためにも妊活のためにも禁煙しましょう。

サウナやブリーフもチェック
サウナや長時間の入浴など高熱は精子に悪影響

精子は活性酸素だけでなく、暑さにも弱い性質があります。睾丸を温めすぎないために、高温でのお風呂、サウナで長時間睾丸を温めないようにすることも大切です。

下着も締めつけの強いブリーフよりは、通気性の良いトランクスを履いた方が精巣への締めつけが緩くなります。

禁欲せずに定期的に射精する

以外と知られていませんが、精子は毎日作られています。射精しないでいると、日常生活で酸化されて劣化した古い精子が溜まっていき、質を下げてしまいます。

射精せずに禁欲を続けると、酸化した精子のDNAの損傷率が高くなるので、専門医は禁欲は1?2日空ければ十分なので、排卵期に限らず頻回にセックスする事や、セックスをしなくても射精はした方がいいといいます。

少なくても、元気な精子を卵子に届けるために、排卵期のセックスだけでなく、その数日前には射精した方が良さそうです。

精子の運動率に良い食べ物や成分

精子は活性酸素の攻撃を受けやすいので、抗酸化成分が多い食事を心がけることを大切です。 トマトに入っているリコピンは 高い抗酸化力を持っているので、活性酸素から精子を守ります。

ピーマンやアセロラなどの野菜に含まれているビタミンCやナッツなどに含まれるビタミンEは、抗酸化力の高い食材として知られています。

又、最近の男性不妊の研究や治療を行う日本や海外の専門家の発表によると、

  • 亜鉛
  • コエンザイムQ10
  • L-カルニチン
  • セレン

を摂取した男性不妊患者の精子の運動率が改善したという論文が多数あるようです。

これらの成分を配合したサプリには、男性不妊専門クリニックで販売されているものも多く登場しています。

精子は3か月かけて作られることから、これらのサプリを3ヶ月以上続けてみるのもよさそうです。

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