不妊の原因と対策

不妊の原因と男性ができること

不妊の原因と男性ができること

不妊で悩む夫婦は6組に1組

原因の約48%は男性側

不妊症に悩むご夫婦は6組に1組といわれ、何らかの不妊治療を受けている人は50万人以上と推測されています。(日本産科婦人科学会生殖補助医療)

昔は「不妊は女性だけに原因がある」と言われていましたが、医学の進歩に伴って原因は男女ともに多岐に至ることが分かってきました。

WHO(世界保健機構)による、不妊症カップル7,273組の調査によると、不妊原因の24%が「男性のみ」で「男女両方」を合わせると、約半数のケースは男性側にあることが分かりました。(精子の数が少ない・運動率が悪い等)

男性が対応すれば女性の負担は軽くなる

不妊治療は、一般にタイミング療法から人工授精、体外受精と“ステップアップ”していきますが、男性側の問題を早めに解決できれば、女性は体外受精のために卵巣刺激や採卵といった負担のかかる治療を受けずに済むかもしれません。

男性の精液所見(精子数・運動率などの検査結果)が低いと判明しても、男性はプライドもあるし、ナイーブなので、治療に躊躇したり、またそれ以前に検査を受けることも抵抗があるという男性も多いようです。

しかし、妊娠するためには、「元気な精子」とタイミングがとても大切になってきます。女性がどれだけ頑張っても、男性に「元気な精子」と「精液」と「届けるチカラ」がなければ妊娠は難しいのです。

男性がきちんと精子の質と量の向上に努め、夫婦生活を排卵日に合わせて行うだけでなく、ストレスなく定期的に行うことで、女性の「精神的」「肉体的」負担が軽くなり、念願のあかちゃんに恵まれる可能性も高くなります。

妊活に取り組むため男性が出来る事!

1.食生活を改善する
妊活の基本は食生活です。1日3食きちんバランス良く食べて、コレステロールの高いファーストフード・コンビニ食品は避けるようにしましょう。
精子や精液を元気にするには亜鉛を多く含む食材も良いとされています。牡蠣やワカメや、魚に多く含まれています。
同時に鉄分・ビタミンEなども同時に摂取すると、男性ホルモンの分泌が多くなり、精子の形成を助ける効果が期待できるともいわれます。
ミトコンドリアの活性化には肉類やイワシなどの魚なども良いといわれます。ただし、摂り過ぎも良くないので、バランスの良い栄養素を摂ることを心がけましょう。
2.アルコールを控え、禁煙する
アルコールは適量であればリラックスできるので問題はありませんが、毎日晩酌をする習慣がある方、飲みすぎる方は控えめにしましょう。アルコールを分解する際に発生するアセトアルデヒドという物質が精巣内に増えると妊活に影響があるようです。
喫煙は、精子の減少や運動率の低下、奇形率の増加といった問題を引き起こしてしまうので、不妊対策をお考えの方は禁煙しましょう。
3.適度な運動を続ける
適度な運動は、男性ホルモン「テストステロン」の分泌量を増加させる効果があります。
テストステロンは精液を作るために欠かせないホルモンです。テストステロンの分泌量が増えれば、比例して精液の量を増やすことに繋がり、妊娠する可能性を高めます。
4.育毛剤に気を付ける
男性型脱毛症の治療薬の中で、フィナステリドを主成分とする治療薬は、男性ホルモンの作用を抑える働きがあるとされます。さらには、副作用として、性欲減退や精子数の減少、EDなどが起こることもあります。育毛剤を使用する際に医師に確認しましょう。
5.早めに精液検査をする
男性も医療機関へ出向き、早めに検査をしましょう。
検査結果を知ることで、早めに対策を進めることができます。医師やパートナーとよく相談した上で、対策を進めていきましょう。あかちゃんが欲しいなら、男性も妊活。

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